2011年5月31日火曜日

光州31周年集会を開催しました!

神奈川県下、そして全国の在日同胞青年のみなさん、アンニョンハセヨ?

韓青神奈川ブログの管理人をしています、スミスです。

今日は5月最後の日です。5月が来れば思い出すのは、やはり光州です。1980年5月、真の民主主義を求めて立ち上がった光州市民の光の記憶。私たちの祖国の民主主義は血の堆肥の上に根を張っているということ。アメリカによって民族の自主権を奪われつづけているという現実。

だいぶ時間がたってしまいましたが、5月最後の日に光州31周年を記念した私たちの行動の報告をしておきたいと思いましたので、5月15日に行われた「光州民衆抗争31周年-在日韓国人関東地域集会」の報告をしたいと思います。

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今回の集会は、地域ごとに全国で開催したのですが、私たち韓青神奈川は東京で開催された関東地域集会に参加しました。

5月7日に行った炊き出しの映像まとめや国内の進歩政党の創党11周年の記念映像などの上映から始まり、韓統連中央の孫亨根議長の記念講演「朝鮮半島の平和を実現し、2012年政治決戦に勝利しよう!」、韓青も取り組んでいる来年の在外選挙の広報運動についての報告、決意表明や決議文の採択が行われました。

激動する朝鮮半島を取り巻く情勢、韓国の国内情勢、そして日本、在日同胞を取り巻く情勢を学ぶとともに、真の民主主義を祖国の地に打ちたてるために2012年の国政選挙で6・15勢力が勝利することが、光州民衆抗争の精神を継承する私たちの現代的な課題であるということを確認しました。

朝鮮半島の平和と2012年の政治決戦勝利、光州民衆抗争精神を継承して自主・民主・統一を実現すること。光州民衆抗争から31年目の今年、韓青はさらなる運動にまい進していくことを決意しました。

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個人的にも、光州民衆抗争には大きな思い入れがあります。

初めて韓青で祖国、韓国の歴史を勉強したときに、1980年に光州で戒厳軍による市民虐殺があったという歴史を知りました。「ルーツはあるけど遠い国」としてそれほど興味のなかった祖国でしたが、まさかそんなに苦しい歴史があったなんて...。好きでも嫌いでもなかったけど、悪い国だったのか...。こんなんじゃルーツを誇りに思うことなんかできないと思いました。とてつもなくショックでした。

しかし、虐殺という悲惨な事実とともに、血を流し倒れた光州市民が祖国の真の民主主義のために立ちあがったという事実も知りました。恐怖と悔しさで押しつぶされそうだった私の胸が、力強くドクンと脈打ちました。初めて自分に韓国の、朝鮮民族の血が流れていることを、誇らしく体感した瞬間でした。

歴史を学べば韓国の民主化が、自由と民主主義、統一を求めた民衆の犠牲によってに勝ち取られてきたということがわかります。特に光州が流した血の堆肥の上に育った樹木が、いまの自由と民主主義の土台となっているといえるでしょう。

5月が来れば、思い出す。

再び民主主義が後退させられている現在、前に倒れた先達を越えていく私たちが何を継承し、何を行っていくのか。5月に来れば、問いかけます。

民主 光州

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