2011年8月25日木曜日

韓国現代史の学習会を開催してます

神奈川県下、そして全国の在日同胞青年のみなさん、アンニョンハセヨ?

韓青神奈川ブログの管理人、スミスです。

今回は来週の歴史学習会のお知らせです。

夏期講習会の準備やらなんやらで一時休会していた歴史学習会を一ヶ月ぶりに開催します。

前回は韓国現代史シリーズの5回目として、80年代を「光州民衆抗争から6月民主抗争へ」というテーマで学習をしました。ただ歴史を学習するだけでなく、映画『光州5・18(韓国題:화려한 휴가)』を鑑賞して、光州民衆抗争をより深く知る、感じる企画も行いました。

そして今回は、その続きです。韓国の80年代後半から90年代後半まで、盧泰愚政権と金泳三政権時代を学習していきます。特に内容としては、南北関係、統一運動という切り口でみていきます。

世界が大きく変動していく80年代末から90年代、祖国はどのようだったのか?日本で言えば、バブルで浮かれて、そして失われた時代。私スミスで言えば、思春期から在日同胞として民族との出会いがあった時代。まさに激動の時代。

今回も面白い学習会になると思いますので、神奈川県下の在日同胞青年の方は、ぜひご参加ください。


 【韓青神奈川 歴史学習会】
  • 日 時:8月29日(月) 19:00~20:30
  • 場 所:神奈川県本部事務所
  • 内 容:韓国現代史シリーズ6「統一運動から見る盧泰愚政権と金泳三政権」


歴史 韓国 在日

2011年8月23日火曜日

東日本夏期講習会-SC2011を開催しました

神奈川県下、そして全国の在日同胞青年のみなさん、アンニョンハセヨ?

韓青神奈川ブログの管理人をしています、スミスです。

本当~に、しばらくぶりの更新になってしまいましたが、みなさんお元気だったでしょうか?更新できていなかったのはこの間韓青神奈川が活動を休止したり、ましてサボっていたわけではありません。

韓青神奈川は在日韓国青年同盟の綱領にあるとおり
  • 祖国の完全なる統一・独立
  • 民主主義の正しい発展と実践
  • 真正な世界平和の建設
  • 在日居留民の権益擁護
のために日々活動にまい進していましたし、現在進行形で活動にまい進しまくっています。更新が、更新だけが、滞っていただけなのです!

という前口上はそこそこにして、久しぶりの活動報告です。

* * *

夏と言えば、海だ!キャンプだ!韓青だ!ということで、行ってまいりましたサマーキャンプ!

8月6日~7日の一泊二日を千葉県の富津海岸で、同胞と出会い、民族を感じ、人生を語る一大イベント、毎年恒例の夏期講習会を東京本部の仲間たちと共同開催しました。

簡単に一泊二日をふり返りながら、写真を交えながら報告していきたいと思います。

韓青神奈川も横浜の本部事務所から車に乗って一路富津へ。アクアラインを快調に飛ばすと、車も心もドライブがかかり、最高のテンションで今回の宿である民宿栄荘に到着。

ドライブする民族心
東京の仲間たちと合流し、さっそく一泊二日の夏期講習会を開会です。開会式は関東地協のシニアなみなさん(笑)による華麗なノレ(歌)指導から始まり、神奈川県委員長による主催者挨拶、二日間を取り仕切る事務局の紹介、二日間をともに過ごす班の発表などが行なわれました。

歌だけじゃなく律動もキレキレ
ドキドキの班発表
そして、真夏の日差しを目一杯満喫するために参加者は海へ飛び出して行っ・・・かずに、室内でまずは基調報告「アナタはどのように生きていますか?-在日同胞の現状」。真面目、真面目すぎるぜ韓青!と初参加者たちは面食らっていましたが、データなどを使って私たちの生きている現状を知り、在日同胞の今、自分の生き方を考えました。質疑応答も活発に行なわれ、さっそくみんな真剣です。

朝一で学習
基調報告の後は班に分かれてディスカッションです。聞きっぱなしじゃ意味がないので、それぞれ感じたこと、考えた意見を発言し、現状に対する認識を深め、自分たちが「民族的に生きる」ということに関してしっかりと討論をしました。

そうしていよいよお待ちかねの海です!海に向かってまっしぐら・・・と思いきや、しっかり準備体操から。海をなめちゃぁいけません。本当に怪我とか怖いですからね。

ハナ、トゥル、セッ、ネッ
フュージョン!ではありません
よし、じゃあ海だ!とザブンとする寸前に始ったのが浜レクです。どんだけ焦らすんだと思いながらも、班対抗のドッヂボールはハーバード白熱教室以上に白熱し、スイカ割りもスイカを食べられないペー君が仕留めるなど大いに盛り上がりました。

負けず嫌い大爆発!
ヨヂャーズでニコリ
ガブつく神奈川メンバー
そして待望の海!海です!

管理人スミスも実は齢33。夏といえども張り切って湘南・江ノ島や三浦海岸に繰り出すわけでもないので、この夏期講習会の海がぶっちゃけ年一の海です。

しかし、はしゃぎたい心とは裏腹に、意外と重責を担っている、というより今回の東日本夏期講習会の総責任者だったりしたので、なかなか海に飛び込むことがはばかられます。早くイキった後輩が海に叩き込んでくれないかなぁなんて思いながらその時を待ちます。結果...

海、いっちゃう?
いやっほぅ!
ぽつーん
けっしてボッチ(孤独に打ちひしがれる状態)だったわけではありません。結局海にもダイブしました。が、ああゆう時は空気呼んで引っ張って欲しいものです。思春期が青年の一歩手前だとするならば、アラサーは中年の一歩手前です。こじらせると厄介ですので、取扱には最新の注意を払っていただきたいものです(笑)

夏、満喫ガールズ
さて、独白ともいえない冗談もそこそこに、海を満喫した後は、宿とは思えないほどに狭い風呂をローテーションし、韓青とは思えないほどに豪華な夕食を平らげて、一日目のメイン企画である韓青文化マダンです!

事務局メンバーによる謎の韓流アイドルユニットHANAの「ミスター SC2011マダンRemix」というオープニングに度肝を抜かれながら始った韓青文化マダン。もはや東日本キャンプでは恒例の腕相撲大会、そして新機軸であるチョッチョポラホイ(ウリマル版あっち向いてホイ)トーナメントで、開始早々会場のボルテージは最高潮に。

今すぐに、マダン!
オーバーザトップ
チョッチョポラホイ↑
盛り上がるマダン(会場)
そしてお待ちかねの民族文化発表が始りました。トップは事務局のソルチャンゴ。そして、東京本部シニアによるノレ・アンサンブルです。韓国現代史を歌とメッセージで力強く表現した迫力の発表に、会場の雰囲気もギュッとつかまれました。

ソルチャンゴ
歴戦の幹部、迫力...
また、文化発表の合間には、各班の準備した寸劇の発表もありました。神奈川のウッチーの演技がアドリブとは思えないクオリティーでビックリでした。

妖精さん、演技派でした
そして神奈川県本部の発表です。神奈川は「雲雨風雷」という演目を発表しました。チャンゴ、プク、ケンガリ、チンの四つの民族楽器を叩きながら歌う演目で、最後は興ののった会場がみな踊りだすという盛り上がりもみせ、しっかり練習していった成果を出しきれました。

サムルノリのリズムに乗って
エヘヤ~、オルサチョルサ!
最後におおとりは東京本部ジュニアによるプンムルです。会場は民族の鼓動に包まれ、全員入り混じっての群舞になだれこみます。解放された魂が民族のリズムに乗って、昇華されていく。韓青文化マダンの絶頂ここに極まる!汗だくで化粧も落ちた参加者の顔、一番輝いていました。

迫力のプンムル
群舞の解放感!
民族最高!
そんなこんなで大盛り上がりだった韓青文化マダンですが、発表が全て終わった後はMVPなど個人賞の発表もありました。そして見事ウッチーが主演女優賞を獲得!先輩から賞品の授与が行なわれ、一緒にパチリ。

ナイス演技でした
韓青文化マダンの興奮も覚めやらぬまま班別で感動・感想を分かち合い、なんだかんだで11時過ぎ。そろそろ夜も更けてきたのでまったり交流でもしながら流れ就寝かと思いきや、ここから次なる企画が。

ぎゃぁぁぁああ!
そう、夏と言えば肝試しです。事務局が脅かし役となって男女ペアが海まで真っ暗の道を進んでいくという単純なものでしたが、エーちゃんの怖い話(実話の体験談)や悪ノリした事務局の活躍?によって思った以上にこれまた盛り上がりました。

日付もゆうに超えて深夜、そろそろ疲れ果てて基本就寝でしたが、まぁ若さってやつですかね。深夜2時からの班別ディスカッションを決行した班も。結局朝まで生テレビなみにガッツリ徹夜で語り合った勇者もいたようで、本当に韓青キャンプマジックでした。

ツワモノどもが夢の跡...
しかし、韓青キャンプの朝は早い!7時半には起床して、8時にはガッツリ朝ごはん。そして身支度をして大広間に集合し、二日目のメイン企画「民族的に生きるために-2012年、在日と祖国がつながる!」という講演がありました。

民族的に生きるために
この講演、実は不肖わたくしスミスが話させてもらったのですが、概ね好評。いや、絶賛に近い反応もちらほらで、私たちが民族的に生きるためにどのように祖国とつながり、日本社会の差別構造を変えていくのかということに対して、参加者が考え、実践していくきっかけにすることができたんじゃないかなと思います。

講演の後の最後の班別ディスカッションを終えて、いよいよ最後のプログラム、閉会式です。

今回は閉会式の後すぐに交流BBQを行なうスケジュールだったため、野外での閉会式でした。一泊二日と短かったキャンプですが、ギュッとつまった内容だったのもあり、それぞれの感想はとても濃いものになりました。

一人ひとりの感想
そして酒、解禁!
閉会式の後はついにお酒が解禁になり、怒涛の打ち上げ兼交流会へ。残念ながら運転のある人は飲めませんでしたが、最高に美味しいお酒でみんな乾杯!事務局チーム女子は食材、チーム男子は炭熾しと役割分担し、準備したBBQも最高でした。

実は高い女子力
炎天下だからこそ美味い!
最後は8・15での再会を約束して解散となり、BBQから参加者の増えた神奈川は再びアクアラインを飛ばして一路横浜へ。海ほたるでお土産と記念写真などの寄り道もしながら、無事それぞれの家に帰りました。

* * *

というように、報告が長くなってしまいましたが、本当に密度の濃い一泊二日を民族的に満喫してきました。

もっと多くの在日同胞青年にこの感動を分けてあげたいねぇと帰ってきてからも本部で感想が上がっていますので、ぜひぜひ次回はこれを読んでいるアナタも参加してくださいね。

神奈川で待ってます

キャンプ 在日